ほどほど庭の tayora koffie☕

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こだわりとの付き合い方と止め方

自閉症の子の多くに見られる強いこだわり、Fくんにもたくさんありました。
特に水が大好きです。
自閉症児に多く見られる特徴でもありますが、水の流れや動き・光る様子・水の感覚を好んでいるようです。


T先生のアドバイスから、数を数えて区切る方法をはじめてみました。
「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10。10になったからおしまいね。」
と伝えて蛇口を閉めようとします。

奇声をあげたり、怒ったりして止めたくない気持ちをFくんが伝えてきます。
「じゃあ、もう1回だけよ。1.2.3.4.5.6.7.8.9.10」
ゆっくり数えて、また止めようとします。

これを何度も繰り返します。

はじめのうちは果てしない繰り返しなのですが、水が好きなFくんでも飽きるときがきます。
その時と数え終わったときが重なったときに
「えらいね。おしまい出来たね。」
と声を掛けます。


繰り返しているうちに、数える回数が減ってきました。
ときには10まで1回数えただけで、止められる日も✨

魔法みたいです。

怒らなくてもいいし、パニックにならなくてもいい。
ただ区切りを伝えて、一緒に寄り添って待つだけ。

待っている間は長いのですが、その時間も困った顔でFくんに寄り添うことなく、一緒にゴールを探している感覚になってゆったりとした時間が流れるようになっていきました。
もちろん2.3日のことではありません。
1週間、2週間という長い時間をかけてゆっくりと。



この方法、自閉症児だけでなく、いまも保育中に大活躍です。
どうしても切り替えられない子、切り替えられないときのおまじないです。

外遊びから部屋への入室を嫌がって、なかなか気持ちが切り替えられない子に
「まだ遊びたいのね。いいよ。10待っているね。数え終わったらお部屋に入ろうね。」
と声を掛けると、あらふしぎ~✨あっという間に入室しますよ。

もちろん1回でダメな時は、何回でも付き合います!
そして、出来たときにはたくさん誉めてくださいね。

「まったく、どんだけじかんかかったんだ。もう!」
という言葉は心の中で(笑)