ほどほど庭の tayora koffie☕

子育て・仕事・趣味について ほどほど庭でお茶しながら話しませんか

高校生活に望むこと

息子が100%行かないと言っているある私立高校ですが、本当に素晴らしい高校です。
この高校に息子を入れたら、もしかしたら東大に行けちゃうのでは…と思ったほどです。


その高校見学に行こうと思ったきっかけは、4月の小規模進学フェアで声を掛けられて話を聞いたこと。

「あまり時間が無い」と言ったわたしたちに、短い時間で高校の特色を分かりやすく、そして熱く伝えて下さり好感が持てました。
家に帰ってパンフレットを見たら、世界史の授業がすごく面白そうだったので、その授業を受けるという目的で学校見学and授業体験に参加しました。

噂には聞いていたけれど、校長先生が熱ーい‼
ここまでエネルギッシュな校長先生を見たことがありません。
東大を卒業し、公立高校の教員を経て校長になり、その校長を辞めて今の職(私立高校の校長)に就くまでの経緯など、熱く熱く語られていました。

「これから聞くことはメモを取りましょう」と子どもたちに言っているのを、ボーッと聞いていたら「はい。他人事だと思っていないでください。親御さんもです。一緒にメモを取ってくださいね。」と叱られました。

「親は勉強しろ、勉強しろって言う。では、自分は何をしているのか。子どもが部屋に行ったら、リモコンをポチ。ソファにゴロリ。それではダメです。」とまた叱られました。



親だけでなく、子どもを育てるもの(教員も)として、子どもに学ぶ姿を見せなければならない。」ということをおっしゃっていました。
うん、厳しいけれど、ごもっとも…。
成長が分かるのは、成長しようとしている者だけなのだ。成長する大人になろう。」という言葉が心に響きました。




世界史の授業は迫力があって、あっという間でした。
「世界史はストーリーを楽しむものだ。」とその先生はおっしゃっていました。

わたしは息子と一緒に、そのストーリーにグッと引き込まれていました。
世界史以外の先生も、プロは先生なので当たり前なのですけれど、どの教科の先生も精鋭部隊といった雰囲気でただただすごい・・と感じました。



有名大学への進学率がグングン伸びている秘密は、学習方法を哲学として子どもたちに教育していることでしょうか。
「メモは早くとる。」
「暗記も早く。」
「パッと見たら目に焼きつける。」
「目を鍛える。」
「早く書ける。」
「トレーニングだと思って〝早く〟を意識する。」
「ねらいを意識せよ。」
「グズグズする人間は頭も良くならない。」
「ノロノロしない。」などなど。

( 一一)
うーん、厳しい。
けれど、たぶん正しい。



マイペースを自分でも理解している息子は、気持ちがどんどん萎え・・。

「この高校に入ったら、僕でも変われるかもしれないけど、楽しめはしないと思う。」と。

うん…母もそう思います。




幼稚園のプレで悩み、厳しく、素晴らしい保育内容(鼓笛隊など)であっても、そこに心は動かず、のんびりと楽しく過ごしてほしいと考えていたわたし。

そしてそう育てられた息子が、今高校選びで同じことを思い、望むことは当然なのだ・・と。
子どもは育てたように育つのだと痛感しました。



どんなに素晴らしい場所であっても、そこに自分がいるイメージが出来なければ、その場所は自分の居場所ではないのかも。
高校で成長してほしい気持ちもありながら、楽しんでもほしいと願う母心です。


現実は公立であっても私立であっても、そんなにのんびりと青春を謳歌できるところは少なく、大学進学という夢をもつ高校生は忙しそうですが。


三者面談で息子が担任の先生に言ったことです。
「僕は大学に行きたいと思っていますが、高校生活を大学進学のための踏み台にしたくありません。
高校の3年間でも、自分の学びたいことを大切にしたいと思っています。」と。


大学受験のために自分を変えようと頑張りすぎなくても、学びたいことを追い求めていれば、速度は少しづつかもしれないけれど成長していけると信じています。