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右脳教育との出会い

固い話なの?って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
わたしも右脳教育なんて知らなかったのです。

これからお話しする幼稚園での経験も、過ぎ去ってから「あれは右脳教育だったのかも‥‥」と気付いたくらいです。
だからこそ、楽しめたのかもしれないと思っています。



右脳と左脳の違いについてはご存知の方も多いと思います。

右脳・・・直感力、音楽力、図形力、全体を見渡す力、空間認知力。
左脳・・・言語力、論理的に考える力、計算力、物事の分析力。
もちろん、どちらかしかないわけではなく、利き腕や効き目があるように利き脳があるそう。


主人は完全な右脳派人間です。
一度通った道は風景で覚えています。
どんなに遠くても、通った道を忘れない。
わたしが昨日言ったことは、もう今日には忘れていますけどね( 一一)


わたしは同じ道で例えると、道路の名前や番号で覚えようとするタイプです。
景色って、行きと帰りでは見え方が全く違うじゃないですか。
「あ~ここ。この風景。」と言いながら道を曲がる主人を尊敬しつつ、その感覚が全く分かりません。


息子が産まれてからのことについて書きたいのですが、その前にどうして『右脳を鍛えたい』と思ったのかについて書かせてください。







わたしが最初に働いていた幼稚園が面白い取り組みをしている園で、カードを取り入れた学習をしていました。

園によって、国旗とか標識とか色々あると思いますが、その園は漢字カードを使っていました。

3歳の子も、4歳の子も、5歳の子も自分の靴箱やロッカーの名前はひらがなではなくて漢字です。
最初は分かりませんが、マークシールもついているので大丈夫。
シールで自分の場所は分かります。

仕事したての頃は、どんな効果があるの?
子どもなのに漢字って‥‥と、疑心暗鬼でした。




園長先生はその目的について、あまり話してくれませんでした。
良くも悪くも、現場任せなところが強い幼稚園でした。

教えてくれることが少ない分、失敗もたくさんしましたけれど、好きなように保育が出来て楽しかった。
無責任な言い方でごめんなさい。


親となって思うのは、そういう園では担任の当たり外れは大きいかもしれません。
トップが強くて、保育理念がはっきりしているところ(今の園かな)は、当たり外れはあってもそんなに大きくない気がします。

ただ保育の個性は少なくなります。そしてトップの顔色を見ながらの保育になります。



じゃあどっちを選ぶの?っていうと、難しい問題。
最後はご縁の問題かと…。

話しがそれました。





子どもたちは、毎日自分の名前を漢字で見ているので、この形が自分の名前なのだということは、いつの間にか理解していきました。

月ごとに漢字を使っている絵本が1人1人に配られます。

たしか花園文庫さんのものを使っていました。

www.riverwhale.com



本を読む前に、本に出てくる漢字をカードで覚えます。

毎日毎日カードで漢字を見ていると、漢字の読み方ではなくて、形の読み方として子どもたちにインプットされていきました。

そして今度は指さしをしながら、漢字の絵本を読んでいきます。
はじめはわたしが読んで、子どもたちは指でなぞるだけ。

数週間経つと、次々と暗記する子どもが増えて、最初は適当になぞっていたのに、ちゃんとその文字のところをなぞりながら、声に出して読めるようになっていきました。



そんな2年、3年を過ごした子どもたち。
文字への興味もグッと増えて、多少の漢字が入っている本も読めるようになっていきます。
自分の名前だけでなく、クラスの友だちの名前も漢字が読めます。

読めても書けるわけではありません。
また、個人差もあります。


でも、小学校に入る前に漢字への抵抗感はなくなっている。
これは大きいと感じました。




フラッシュカードで検索されると、否定的なご意見が続々と出てきます。
わたしの考えだけで申しますと、フラッシュカードのいい悪いではなく、使い方だと思います。

やっている側の目的のために、興味のない子どもにカードを見せ続けるのか。
楽しみながら見ることで、結果何かがついてくるのか。

努力したとしても子どもが楽しめていなければ、それを続ける意味はありませんし、子どもが楽しめていれば、それを否定する意味もないと思います。



幼稚園では集団なので、全員が楽しめていたのか‥‥と言われたら、自信は下がりますが。
漢字のカードをやるときに、ほとんどの子の目はキラキラしていました。


カードをフラッシュさせてから、漢字の読みを分かる子に当ててもらうことがありました。
当たると嬉しそうです。
どんどん集中してカードを見ます。

分からない子の特徴として、カードを見ていないという大きな欠点があることに気づいたので、その子に多く目を向けて集中するように促していきました。



集中力が高くなると、その後の給食やお弁当準備、製作などに大きく影響していきます。
使うタイミングを考えて、効果のある時に使うようにしました。

カードだけなら5分もかかりません。
カードと絵本のセットでも10分ちょっと。



毎日繰り返すことが出来るか出来ないか。
やらされている軍隊のようになるか(執拗にやりすぎることはお勧めしません)、仲間を意識しながら楽しく取り組めるか。


与えている側が楽しんでいるかどうかだと思います。





漢字のカードと絵本で文字に興味を持ったことをどう広げていけるかを考えました。

年長の子どもたちと、ポストを作って郵便ごっこを始めてみました。

はがきサイズに切った白い紙。
宛名には友だちや先生の名前。
裏には好きなことを書きます。

「あしたもあそぼうね」
「〇〇ちゃん大すき」
「せんせい いつもありがとう」
など嬉しいことも。

帰りの会でお当番さんに配ってもらいます。



わたしは手紙をくれた子には必ず返信の手紙を書きました。
子どもたちにも「お手紙をもらったら、お手紙を送りましょうね。」と伝えていました。
もらえない子にはわたしから書きました。

途中、お手紙ごっこに飽きてきたころには、返信に流行っていたポケモンの絵を描いたりして、手紙を送る(返信が欲しい)気持ちを高められるよう工夫してみました。




年長時の約1年。郵便ごっこを楽しんだ子どもたちのほとんどは、文字がスラスラ書けるようになりました。
書くことが苦手な子も、読むことが上手になったり、速度を上げて読むことが出来るようになりました。

卒園のときに、あるお母さまから掛けていただいた言葉です。
「絵本やお手紙ごっこで楽しみながら、いつの間にか字が書けるようになりました。小学校に行くのに不安がありません。先生に感謝です。」

楽しんで続けていると、必ず効果がついてくるのだな、と感じた瞬間です。



次回こそ、息子について書きたいと思います。
こんなものもあるんだな、程度で読んでいただけたら幸いです♡