たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

【子育て・保育】寝る子は育つ?お昼寝はいつまで?

 

寝る子は育つって本当?

ということわざがありますが、睡眠と成長がどのように関わっているかご存じですか。

子どもの成長は大きく分けると2つ。

  • 脳や心といった内面の成長
  • 体の成長

睡眠には浅い眠りのレム睡眠深い眠りのノンレム睡眠があって、交互に繰り返しています。

脳の成長に関わってくるのはレム睡眠

眠っている間に五感で感じた情報を、整理し理解したり記憶したりしています。

*体の成長に関わってくるのはノンレム睡眠で、成長ホルモンが分泌されています。

寝る子は身長が伸びやすいという話は良く聞きますが、体だけでなく脳や心も育んでいる時間なのですね。

 

子育て中の寝かしつけや昼寝と向き合った時間。

自閉症児Fくんの加配で、昼寝と向き合わなければならなかった時間。

そして、わたしにはなかなか寝つけない時期がありました。

向き合うつもりはなかったけれど、向き合うしかなかった睡眠について、学んできたこと、考えたことを書いてみたいと思います。

 

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昼寝しなくちゃいけないの? 

「昼寝ってしなくちゃダメなの?」

「いつまで昼寝したほうがいいの?」

子育て中のママ友や友だちからよく質問されました。 

いつまで昼寝が必要か不必要かは、その子によって違います。 

昼寝をしなくても夕飯を食べるまでは体力がもち過ごせる

簡単に言えば、これがクリアできれば不要かもしれません。

それが3歳なのか、4歳なのか、5歳なのかはその子によって違います。

 

夕方寝てしまうのであれば、まだ昼寝が必要。

夕飯を早めて19時過ぎに寝せているというお家もあります。

それでも朝までぐっすりならOK。

夜中に起きちゃうなど、生活リズムが狂うようでは昼寝卒業は早いかもしれません。

 

疲れてすぐに寝る子もいるでしょうが、なかなか寝つかない子も多いのでは。

眠りのための環境作り、出来ていますか。

真っ暗にする必要はありませんが、少し暗くなるようカーテンなどをして、無音でなくても心が落ち着ける静けさを。

周りに気の散るものはありませんか?

 

スムーズな昼寝のためには環境作りと気持ちのスイッチの切り替え

職場の園は元々幼稚園で、保育部を作ってまだ浅いです。

開設当初は『眠くなったら寝る。無理に寝かせない』という方針を掲げたんです。 

わたしはその頃、幼稚園部で働いていてどんなふうになるのかなぁ…って興味津々でした。 

本当に大変そうでした。

特に2歳児クラスは寝る子寝ない子に合わせて保育士はバタバタ。

子どもは寝なくても良いなら寝たくないのね(大人は寝ていいと言われたら喜ぶのに)。

本当は眠いのに、友だちが寝ないなら自分もと言う子続出。

結局夕方寝てしまって親が担いで帰ったり(抱っこのレベルじゃありません)寝起きで子どもの機嫌が悪かったり、帰りの車で寝てしまったりしてクレームも出ました。

そりゃそうですよ。

夕方寝たら夜寝ないし、仕事帰りに寝ている子どもを担いで帰るなんて大変。

 

 

数年間試行錯誤を重ねた、現在のお昼寝スタイルです😊

みんなで横になる

寝なくてもいいから、一定の時間は静かに体を休める

体を休めた子、お昼寝しなくても夜まで体力がもつようになった子は、早めに遊び始めています。

 

自閉症児のFくんのとき、養護学校の先生のアドバイスもこの方法でした。

寝る寝ないにかかわらず、体を休める時間を作ることは大切。

 

年齢に応じて昼寝の時間を区切り、夜の睡眠に繋げる 

3歳児(年少組)になると幼稚園になるのでお昼寝がなくなります(延長保育で眠い子には布団を用意します)。

そのために、2歳児(誕生日迎えて3歳になっている子が半分以上)はすでにお昼寝時間を少しずつ短縮しています。

こちらとしては連絡帳記入や掃除&休息時間が短くなるので大変ですが、子どもにとっては活動時間が長くなるのでプラスだと思います。

 

息子(希生)が通っていた園は5歳児まで昼寝があったので、小学生になったとき少し大変でした。

学童で寝ちゃうこともあったようです。

年長になると眠くない日もあり、目を開けていると注意されるからと目をつぶっていなければいけない昼寝の時間が苦痛だったそう(後で知りました。繊細だった子なので、そう思い込んでいただけの可能性もあります)。

4.5歳児の昼寝は静かに布団の上にいられればそれで充分だと思いますが…。

昼寝に関しては各園ごとに違いますので、保育園選びの際にはチェック項目に入れてもいいかもしれません。

 

眠りに入れる環境とは?

わたしは小5まで、20時になったら2階の寝室に移動と決められていました。

妹は5歳下で親の添い寝が必要とかで、わたしより就寝時間が遅かったんです。

1人、2階に上がり布団に入る。

階段下から聞こえてくるテレビの音、楽しそうな笑い声。

気になって眠れないの。

親や妹が2階に上がってくるのを確認してやっと眠る。

目は閉じて寝ているふりをしていたので、親は気づかなかったと思いますが寝つくのに2時間くらいかかっていました。

毎日、夜になるのが怖かった。

 

小6で自分の部屋を持ったら、反動で眠くなるぎりぎりまでは布団に入らないようになりました。

夜中までガサガサ起きていました。

あの頃は占い本と歴史小説ばかり読んでいた。

肌はボロボロになったし、お通じも悪かったな。

でも、早めに布団に入っても眠れない。

寝よう寝ようと思えば思うほど、寝つくまで時間がかかるのがストレスでした。

 

結婚して不眠は消えました。

心の安定って睡眠にもこんなに影響するのかと驚きました。

 

希生のお昼寝は自分のお出掛けよりも優先項目で、乳児のときはその時間にかぶらないよう出かけていました。

眠りの大切さを実感したからこそなのですが、神経質すぎた部分です。

大きくなっても、寝る時間が近づいたらテレビは消しました。

希生が寝た後にテレビを見るときは、ヘッドホンを使うか小さな音で聞いています。

テレビの音で眠れなかった自分を思い出すから。

 

学んだことを定着させるためにも睡眠は必要なのだそう。

ただ休んでいるだけではない脳って、人の体のしくみってすごいですね。

どうして寝ないか、眠れないのか…

  • もっと遊びたい…眠る前に少しずつ気持ちが落ち着けるように工夫する・午前中たっぷり遊ぶ
  • もっと甘えたい…眠る前に抱きしめたり絵本を読むなどのスキンシップをとる
  • 気になるもの(音)がある…気が散るのもは出来る限り遠ざける

とにかく寝ろー!

と思う前に、子どもの目線になって原因を取り除き、眠りに入りやすい環境作りをしてみて下さい。 そして、

ある程度気持ちに添ったら「続きは寝て起きてからね」としっかりこちらのスイッチoffを示す

これも重要です。

 

寝るときは寝る

食べるときは食べる

遊ぶときは遊ぶ

生活習慣から、少しずつ積み上げていくもの。

中高生になってから整えることは難しいです。

小さいころからの積み重ねを大切に。

 

 

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