たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

【1.2歳児保育】子どもたちの一年の成長のふり返りと保育の中で留意したこと

新年度が開始!昨年度のふり返り

新学期が始まりバタバタしています。

新しい子との出会いやひどい筋肉痛のこと(笑)を書きたいのですが、まずは昨年度のふり返りをさせて下さい。

昨年度はほぼ1歳児クラスか2歳児クラスに入りました。勤めている園は常勤の担任のみクラス固定で、補助は固定ではありません。シフト表で心の準備はしていますが、保育の流れが変わることも多くて慣れるのに一苦労です。子どもの名前を覚えるのも大変でした。

慣れればそれぞれのクラスや年齢が楽しめます。

補助は、子どもの成長と担任を助けるために動けば良いのです。

どの場所にいても、自分が出来ることを見つけてやる。目の前にいる子に愛情を注ぐということを心に留めて仕事しています。そう思えるまでは、不満ばかり口にしていたかもしれません。 

  

1歳児の成長

初めてママやパパと離れる経験をした子が多かった4月。園は泣き声に囲まれていました。

知らない人、知らない場所、いつもと違う全てに戸惑って泣く。当たり前のこと。 

はじめに泣ける子、慣れてくると少しずつ遊び出します。

心配なのは泣かない(泣けない)子です。

毎日ここで過ごすことに気づくのが遅かったり、我慢している場合はストレスがたまった頃噴き出します。慣れるまでの期間は格段に長くなる場合が多いです。

保育園や幼稚園に行き出して、毎日泣いて心配な方もいらっしゃるでしょうが、泣けることは良いことです。安心して下さいね。

一年経ち、伸び伸びと遊ぶ姿。自分を表現しようとして争いも増えましたが、それも成長です。走る速度が速くなってびっくり。あんなにヨチヨチしていたのに…。お話しが上手になって、面白いことをたくさん言って笑わせてくれます。←本人たちは真剣

1年の成長の大きさに驚きます。

 

2歳児の成長

1歳児からの持ち上がりの子が9割でした。クラスや学年によりカラーがありますが、しっかりしている子の多かったクラスです。

4月の時点でおむつが取れている子は数人でしたが、学期末には一人の子(みどりちゃん)を抜いて全員がパンツに移行しました。

言葉が増えても自分の思いを上手く表現することが出来ずに、相手を叩いてしまったり、噛んでしまったりすることが多々ありました。

噛んでしまう子には目を向け、寄り添い、寸前で止めるを繰り返してきました。

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トラブルの頻度はかなり少なくなりました。

クラスに携わる保育士全員が、手を出しそうで出さなかった時を見逃さずに褒める作戦をした効果が大きいと思います。

昼寝の寝かしつけも2学期の途中から廃止になりました。どうしても自分で切り替えスイッチを切れない子以外は、自分で布団に入り眠ることが出来るようになりました。←わたしは保育士生活で初めての経験です。感動でした。

二人の担任の姿勢が一致していること。補助に入るわたしたちに保育におけるねらいを説明してくれるので、みんなで同じ気持ちや姿勢で子どもたちに接することが出来ること、子どもたちが落ち着いていてしっかりしていることなどが大きいと思います。

 

2歳児クラスのみどりちゃん

以前、誕生会後にパニックを起こしたみどりちゃんについての記事を書きました。

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抱っこが多く言葉はオウム返しで、他の子に比べて、発達がかなり遅れているように感じていました。

そんなみどりちゃんの変化です!

  • 一つの遊びに対して長い時間熱中出来るようになった(以前はやっているものがあっても、別の物が目に入るとそちらへ流れていきました)。
  • 友だちや先生と一緒に遊びたいという気持ちが芽生えてきた。
  • 歩き方がしっかりしてきた。
  • 何でも食べようとするようになってきた。
  • 言葉が増えて、ずっと喋っている。
  • 「やだ」と反抗してみたい時期に突入した。
  • おむつは取れていないけれど「でた」と教えてくれるようになってきた。

一年の成長ってすごいです。

他の子と比べたらまだ幼さは目立ちますが、みどりちゃんのスピードでこんなに成長しています。

先日は「たらこてんてい(たよらこをこんなふうに略す形で本当は本名を)おいちゃたんごっこしよう」と椅子に座らされて、おままごとのフォークやフライ返しを使って喉の奥や耳の中をほじくられました。

「なおりましたか?」「もういいですか?」と聞くと「まだですよ」と永遠続き、眠くなりました(笑)

以前なら「もういいですか?」と聞いたら「もういいですか」と答えていたのよね~。

これからのみどりちゃんの成長が楽しみです。

 

昨年学んだこと・保育の中で留意したこと

園内研修でメモしたことです。

  • 保育士も子どもが成長するための大切な環境のひとつ。それをいつも頭におく。
  • 指示や禁止の言葉は使わない…「ダメよ」「こっちにおいで」などではなく、「それはあぶないからさわらないでくれる?」などお願いする言葉を使い、子どもが動いたら「ありがとう」とお礼を言う。
  • 手を洗う、口を拭く、おむつを替えるなどの動作時は必ず言葉を添えて「きもちがいい」と感じられるようにする。
  • おむつが取れてしばらくしたら、全員でトイレに行くことはしない。自分で行きたくなったら行く。→ええっ!連れション禁止令出すのが早すぎでは⁉漏らすよ~💦ほら、漏らした。 という日々が続いた後、パタリと減少しました。目から鱗!「漏らして欲しくない」というこちら側の効率だったことを反省しました。
  • 昼寝の寝かしつけは必要以上にしない

園からの方針を伝えられるたびに驚くことがたくさんです。

トントン(寝かしつけ)しなくて眠れるの?と思ったけれど、寝られた。※このカーテンの明るさで眠れるの?という明るい部屋で寝ています。

トイレに誘導しなくて大丈夫なの?と思ったけれど、漏らす不快さを味わって自ら行くようになった。

まだ無理だろうと決めつけて、子どもの成長を妨げていたものは自分たちの中にある固定概念でした。

本当に変わっている園なのですが、学べたことは多いです。

マイナス面を上げたら色々ありますが、給与含めて自分の利点を省けば理想に近い保育だと思います。

学んだことを活かしながら、今日も一日頑張ってきます。