たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

「告白」子育てブログをやめたのに、もう一度始めた理由

たよらこそだて2ヶ月になりました

2月10日に、このブログを始めて今日で2ヶ月になりました。

いつも読んで下さり、どうもありがとうございます。

 

はてなブログを始めたのは2年前です。

受験生の息子(希生)や保育について、何となく書き始めました。

1年後にはてなproに申し込み、ブログタイトルを変えて雑記ブログに変更しました。

希生の受験が終わり解放された気持ちと、子育て卒業への一歩を踏み出したかったから。

雑記ブログのアドセンス審査が合格出来ず、今年に入って新しく平屋ブログを始めました。その後ようやくアドセンス審査に合格。

現在、3つのブログを書いています。

 

今まで書いてきた雑記ブログを解体して、もう一度子育てブログを始めようと思ったのは、発達障害や子育てについて調べて辿り着いて下さった方に気付いたからです。

もっと早くサーチコンソールの見方を知っていたら良かった。

新しい記事を書きながら、今まで書いた記事をリライトしています。

伝えたいが溢れていた一方通行の記事を、知りたいと思って来て下さる方に読んでもらえる記事にする。

 

子育ては、振り返ったら楽しかったと思えるかもしれないけれど、子育ての波にもまれている時には楽しいと思えない日もあります。

わたしも辛いと感じた時期もありました。

わたしのブログ初期の記事です。 

削除する予定でしたが、ご紹介したいと思います。

 

 

告白  

母になって15年

子育ては楽しいときばかりではありません。
ダメな母の日も、頑張った母の日も、母を投げ出したくなった日もあります。 

 

最近は息子の体のことを心配したり、受験のことで一緒に悩んだりしながらも、穏やかに過ごせる日が多くなりました。
息子も成長しているし、わたしも母として成長しています。

息子が産まれてから、ずっと穏やかに過ごせているわけではありません。

今までに何度かあった子育て低迷期には、一人で頭を抱えていたように感じます。 

 

子育て低迷期

最初の子育て低迷期は〝魔の2歳〟なのですが、この時の悩み、たぶん他の人とは違いました。

魔の2歳は何でも「イヤイヤ」の第1次反抗期をさしますが、息子の「イヤイヤ」はそんなに大変ではありませんでした。 

大変だったのは、極度の人見知りと泣き虫。

社会性をつけさせようと、子育て支援センターや公園に出かけても、わたしにピタっと貼りついて離れない。
家にいても、外に出てもずっとくっついている。
今振り返れば可愛いし一時的なことなのですが、その時のわたしはモヤモヤしていました。 

 

どの子も楽しそうに遊んでいる。友だちとおもちゃの貸し借りまで出来るのね。

滑り台をしたくて階段に登ろうとするけれど、誰かが後ろから来ると登れずにずっと譲っている。
譲っているというより、自分が登るタイミングをつかめないで困っている。

この子は社会の中で生きていけるのだろうか…。 

 

泣く理由が分からない

泣き虫は子どもなのですから仕方ないのですが、泣く理由が分からない。
「そろそろご飯だから、おもちゃを片づけしよう」で泣く。
「お母さんご飯の支度をするから、ちょっと待っていてね」で泣く。

生後半年で始まった人見知りと後追いが2歳になっても続いている。

そして、泣き始まると長いのです。
気持ちの切り替えが下手な子でした。
よしよしと気持ちに寄り添っていると、いつまでも泣く。
かといって、少し距離をおこうと突き放しても泣く。

あ~、どうすればいいのだ! 

分からなくなって、息子と一緒に泣いた日もありました。

 

誰にも話せない悩み

育児の悩みを誰かに話したくても、両親も義父母も「こんなにおとなしくて、いい子はいないね」と言います。「たよらこは幼稚園で子どもと接してきたから、慣れているしね」という言葉が追い打ちをかけます。
周囲のママ友は、走り回る・友だちに手を出すなど多動で悩んでいる方が多く、うちの子の悩みなどちっぽけに映っている…。

主人は仕事が大変すぎて、鬱状態に入っていました。
いくつもの病院に通い、薬を飲みながら、毎日帰宅は夜の11時過ぎ…。

 

言えない。

誰にも。

…疲れた。 

 

狭い個室に息子と2人で閉じ込められているような気分になりました。
息子の泣き顔にイライラして、手をあげてしまいたくなる日も…。 

 

自分の幼少期

昔の子育てには多かったかもしれませんが、わたしは子ども時代ゲンコツをされて育ってきました。
食べ方が悪かったり、テレビをボーッと見たりしていると箸の柄が飛んでくることもしょっちゅうでした。

父も母も厳しく、子ども時代のことを思い出すと叱られているというより怒られている光景ばかりが思い出されます。

父と母にも愛情はありました。
ただ愛情の表現が下手だったのだ、と思えるようになったのは、ごく最近のことです。

親に色々な面で押さえつけられている、と感じていました。

自分が嫌だと感じたことは息子には同じ思いをさせたくない…と強い思いを持って子育てしています。
でも、息子にゲンコツをしようとしている自分のグーの手を見て、唖然としました。

「わたしも同じことをするの?」
グーの手をそうっと降ろしたら、涙がこぼれました。

 

その時わたしがとった行動

その頃住んでいた借家は小さい平屋でした。
ふすまで仕切られた部屋は2部屋。

息子が泣いて、イライラしたときには、息子を隣の部屋に移して、ふすま越しに泣き終わるのを待つことにしました。
危険のないように、ふすま越しに息子の動きや声を聞きながら…。

わたしがゲンコツをしないで済むために。

はじめのころは、より一層泣いていた息子ですが、よしよしして抱っこしていても泣き終わるまで30分かかっていたのが、部屋を移すようになってから5分、10分で泣き終わるように。

泣き終わると、かわいい声で「ママ、もう泣いてないよ」と言います。
ふすまを開けて、ぎゅーっと抱きしめて「なんで泣いちゃったの?」と聞きます。

「だって、〇〇だから」と息子が理由を言います。
「そっか。じゃあ、今度は〇〇しようね」「でも、〇〇だからこうなんだよ。今度は泣かないで話してね」と話します。

息子の泣き虫はこれで良くなったかというと、まったく良くはならず、小学校低学年くらいまで続きます。

 

ただ、切り替えの時間は少しずつ短くなっていきます。 

友だちに話したら「〇くん(息子)だから出来るんだよ。うちの子だったら、ふすまを破って出てくるわ!」と言っていました。
そうかもね。その子によって、効果があるかないかさえ分かりません。
タイムアウトに似てはいますが、その効果を知っていてそうした訳ではありません。自分のためです。

 

今の自分なら…

「あ、また泣いちゃうの!?」と笑って見てあげられるかもしれません。

仕事で未満児(0.1.2歳)と関わっているときに、泣き顔もかわいいと思えるようになった今、自分の子育てをやり直したいな…と思う時もあります。

 

でも、やり直しはききません。

 

このときのこと、大きくなってから息子に何度も話しています。

「お母さん、手を上げたくなくて隣の部屋に閉じ込めて…その時はそうするしかなかったんだけど、ごめんね」と。

息子は笑っています。 

やり直しは出来ないから、今を大切にしようと思っています。
だからこそ、人とは違っても、わたしなりの子育てを楽しんでいます。


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わたしに出来ることって何だろう

雑記ブログになっても、時々子育てや保育に関する記事を書いていました。

ある時読んで下さった方の一人が

「たよらこさんの記事を読むようになって、わたしの子育ての何かが変わった」

とブックマークコメントに書いて下さいました。

その一文を読んだ時、涙がじわ~と出ました。

 

もがいている時って、良い方法が分かっていてもそれを取り入れる余裕さえないものです。

そんな時にアドバイスの記事を読んでも、心が重くなるのではないか。

いつもそんなことが頭の片隅によぎります。

伝えたい思いと、自分が通ってきたストレスやいら立ちが戦っている。

一人一人が抱えている状況や自分の育てられた環境も大きい。

子育ては正論だけではやっていけない…。

 

でも、書き続けていたら、こんなこともあるんだ…って救われたような気持ちがしました。そんなふうに思ってくれた方が一人でもいるのなら、わたしのブログを書く意味はあるのかなと思っています。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

                        2019.2.10 たよらこ

 

 

 

www.tayorako.com