たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

ブログだから伝えられること【多動が気になる子への接し方】

感謝の気持ち

前回の記事(子育てブログをやめたのに、もう一度始めた理由 ~「告白」~)にたくさんの温かいブックマークコメントをありがとうございました。

皆さんからのメッセージを読んでは目頭がうう…(;ω;)

励まして頂いたり、共感してもらえて嬉しかったです。

 

詩佳さんがこんな素敵な記事を書いてくれました。

”今だったら”と思えるという事は、それだけ成長している証拠ですよね!

子供に成長させて貰っているというのは、幸せな事なんだと思います。

本当ですね。その時は大変だと感じていたけれど、それを乗り越えたからこそ今があるのですよね。

悩んできた道のりは一人のような気持ちがしていたけれど、深い霧の向こうには同じように悩んでいた同士がたくさんいたのですね。

今、子育てや保育に向き合っている方は安心して下さい!みんな悩んでいますよ。

悩んだ時間や辛い思いを知っているからこそ、小さな喜びに気づいて幸せだと感じられるのですよね。

これからも時には互いに思いを吐き出しながら、母として人として成長していきましょうね。
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現実の世界では更に難しい伝えるということ

記事にする時に時間がかかる伝えるという作業は、現実の世界では更に難易度が増します。

ある時ふと目に入ったTwitterで、わたし的にショックなことがありました。

呟いたお母さんは2歳のお子さんを保育園に預けて働いている方のようでした。

「息子がまた保育園で他の子を噛んでしまった。担任の先生から、スキンシップをとって下さいねと言われた」と呟やかれていました。

つけられていたいいねの数。コメント…。

ショックを受けているその方への応援と共に、アドバイスをした先生への批判が渦巻いていました。

呟いた方が「息子を分かって下さる良い先生なんです。でもショックでした」とコメントに返信していました。

どちらの立場にも立てるわたしは、どちらかと言うと保育士側に気持ちが傾いていたかもしれません。

そのツイートを1~2歳児の担任と共有しました。

「あ~…ショック。こんなふうに呟かれるならアドバイスなんてしない…」「昨日わたしも〇くんのママにアドバイスしちゃったぁ…大丈夫かなぁ」

うん、そういう気持ちになるよね。

 

ママ側の立場に気持ちを傾けてみれば「頑張っているのにこれ以上頑張れって言わないで」と先生には言えない。夫は子育ての愚痴を聞いてくれない。ここで発散するくらいしかないもの。共感してもらえるから、頑張ろうって思えるの。←妄想含む

…そんな気持ちも分かる。

 

新しい年度が始まったばかりの時には、気になることがあっても保護者には伝えません。

まずは信頼関係を築くことが優先だから。

「息子を分かって下さる良い先生なんです」

それでも…ダメなんだ。会ったこともない、その先生の気持ちを考えて長いこと勝手に落ち込みました。

 

多動気味のタッくん

新しく入園した1歳児にとても可愛い目をした男の子がいます。

タッくんということにしておきますね。

タッくん、色々な物に興味をもち好奇心旺盛です。

常に走っています。

高い所も好き。狭い所も好き。

今年から慣らし保育の数日間は親子登園になりました。

タッくんのママはいつもにこやかに笑っていました。

危ない時、オモチャをひっくり返した時も、笑顔のままでタッくんを制していました。

それでも止まらないタッくんを、くすぐったりしながら違う方向へ気持ちを向けようと頑張っていました。

タッくんは走る、ひっくり返すなどの行動を繰り返しています。

 

「どうして止められたのかを伝えられていないから、ずっと繰り返している…」

担任も同じことを思っていたようです。

ママの素敵な笑顔が、タッくんを混乱させているのです。子育てって難しいですね。

 

タッくんが高い場所に登ろうとしていた時に「のりたいの?」と聞くとコクンと頷きました。抱っこしてあげると嬉しそうにして、降ろすと怒った口調で「あーあー!」と言います。

「またやりたいの?」と聞くとコクンと頷きました。「やって~といえる?」と言うと「やってー😊」と言葉に出来ました。

やり取りが出来るということは、伝えていけば理解出来るということ。

タッくんの成長は、接し方で大きく変わるとわたしも担任も感じています。

でも、母には伝えられない。

 

いつ伝えたらいいのか、ツイートを思い出すたびに答えが出ません。もちろん伝え方は大きいと思います。でも…

「息子を分かって下さる良い先生なんです」

( ;´・ω・`)←八方塞がり

難しいよ~💦

 

伝わらなくても伝えていく

「まだ小さいから」「言っても分からないから」

そう思って伝えないうちは、いつまで経っても伝わりません。

0歳児でも喃語が出てきて、こちらの言葉に反応するようになったら伝わります。

意味は分からないかもしれないけれど、どんなことを伝えようと思っているかを読み取れます。

そのためには

  • 表情伝えたいことがある時には真剣または無表情で
  • 声のトーンいつもよりも少しだけ低い声でゆっくりと

この2つがとても大事。

止める時には「〇〇したかったの?」と共感してから「でも〇〇だからやめようね」と伝えて下さい。

そして噛みつきの時と同じように、しそうでしなかった時を見逃さすに褒める。

グーンと成長します♪

www.tayorako.com

興味で動いているだけで、悪意がない場合がほとんどです。

こちらの目を見て行動している時には悪意というより、興味を引きたいだけなので無反応の方が良い場合もあります。

どうしてその行動をしているのかを知ることが重要です。子どもの目線になって何が楽しいのか観察してみて下さい。

子どもの行動には理由があるんですよね。大人にとってはそんなこと?でも♪

 

ブログだからこそ、伝えられることがあるかもしれない。

嬉しいような寂しいような…ですけれど。

 

タッくんが成長出来るよう、まずは園でどんどん触れ合っていきます!

お読み下さり、ありがとうございました。