たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

【私立高校受験まとめ】私立高校の特色や選び方!滑り止めではない併願校を見つけるまで

私立高校受験の記録

息子(希生)の受験記事は、全て下書きに戻していました。

今も旧ドメインへアクセスが続いていて、先日はブックマークして下さったかたがいて驚きました。←記事がないのに!

もしかしたら参考になったのかな。とても嬉しかったです。

今まで書いた受験記事をギュッとまとめ、2~3記事に分けて書こうと思います。

長くなると思いますので、興味のある方がいらっしゃいましたら時間のある時にお読み下さい。

まずは、私立高校選びから!

 
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中学2年生

8月 高校見学・体験授業(A高校)

中学3年生

7月 高校見学・体験授業(B高校・C高校)
8月 私学フェア(A高校D高校の先生と個別相談)
9月 進学フェア(A高校C高校の先生と個別相談・それぞれ確約を頂く)
11月 D高校説明会and個別相談(確約を頂く)

※確約…「基準に達していれば合格の約束がもらえる一部の地域に根付いている制度」現在公式にこの言葉は使いません。100%でもないようです。ただ、確約なしの受験はかなり危険です。

 

A高校への憧れとわが家の現実

希生は中2の高校見学後からA高校を併願校にすると決めていました。

開校して間もない校舎はオシャレできれい。トイレは全自動。

初めて見学に行った高校だったこともあり、良い印象が強く残ったのだと思います。

「僕、この高校でいいな」とウキウキでした。

授業料は高いものの、わたしまでウキウキしちゃう程の快適さでした。

 

その後、いくつかの高校が気になりだした頃に

  • 希生のために貯めてきたお金の総額
  • 毎月学費として使える金額
  • 私立高校と公立高校に行った場合の授業料などの総額、比較
  • 私立大学と国公立大学へ行った場合の授業料などの総額、比較

を一覧にしたものを見せました。

そして一緒に計算をしました。
わがやの家計で実現可能な方向性を探ります。
希生の表情は、みるみる真剣に変わっていきました。


わたし「私立高校に行って、私立大学に行く場合は〇年生まで持つかどうかね…」

希生「公立高校に行って、私立大学ならぎりぎり足りるか足りないかくらいか」


「こういう理由でどうしてもこの学校に行きたいっていうときには、お父さんはもう充分頑張って働いてくれているから、お母さんがもっと時間を増やして働くよ」
「大学生になれば、僕もアルバイト出来るしね」


「そうね。でも、アルバイトに精を出して学業が疎かになったら本末転倒よ。大学時代にしか出来ないことってアルバイト以外にもたくさんあると思う」
「確かに。自転車であちこちも行ってみたいんだ~。色んなところに旅行も行きたい」

 

「僕、公立高校でいいなと思う学校がないか、もっと調べてみるよ」
「うん。色々調べてみて、やっぱりどうしてもA高校がいいと思ったら、そのときは応援するからね」

「うん。分かった。そのときは僕も大学生になったらアルバイトするよ」

「みんなで頑張ればなんとかなるね♪」
「そうだね!」


「例えば…公立高校に行って、そのまま就職することになったら貯金額がだいぶ余るでしょ。その時は好きに使ってもいいよ」
「え⁉そうなの?…そりゃ免許代とか、車代にしたい気もするけれど…。僕は大学に行ってみたいんだ」

「そっか。出来る限りの応援はお父さんもお母さんもするからね」
「ありがとう」
こんな会話です。

好きに使ってもいいよ、は本当の気持ちです。わたしは絶対に大学に行って欲しいとは思っていません。目標がないのなら大学に行く意味はないと思っています。


子どもに「目的を持って大学に行け」といいながら「とりあえず大学くらい出ておいた方がいい」と考えていることが多いことに違和感を抱いています。

本当に自分で選択させたいのなら「こうした方がいい」と伝えることをやめることが必要な気がします。

 

公立高校も私立高校も本気で探す

希生は分厚い高校受験案内を毎日読み、インターネットで情報を探し始めました。

その姿を見て、家計の状況を伝えるかどうかを迷ったけれど伝えて良かったと思いました。

 

迷い探して「ここでいいな」ではなく「ここがいいな」と思える公立高校を見つけました。それについては「公立高校受験まとめ」に詳しく書きますね。

中学時代に5回救急車で運ばれた希生が受験を無事に乗り切れるのか、本当に心配でした。だからこそ滑り止めではない、第1志望の公立高校に負けないくらい行きたいと思える私立高校を探しました。

 

探し回っても、最初に好印象だったA高校が私立高校の中で上位でした。

理由は自分で選べるカリキュラムの幅広さ。

それなのに…個別相談に行った時に衝撃が走りました。

その高校に入院で休んだ日数についてケチをつけられたのです。
確約はもらえたけれど、あと1日2日休んだときにはその確約は取り消しと言われました。

2人で悲しくなりました。

最近人気急上昇のその高校の先生は「たくさんの生徒さんが志望して下さるので、どんな理由があっても決めている日数を超えると…」とおっしゃいました。

生意気なこと言いますけど…

人気があるからって人の足元見るようなことしていると、そのうち人気もドーーーンと下がると思いますよ (;ω;)

どんな思いで入院生活を送っていたのか、微塵にも考えて下さらないところなんてこちらから願い下げですよ。
高校に入って、体調を崩した時にどんな対応をされるか心配でたまりませんから。

 

D高校との出会い

私立高校選びの壁を感じていた時、担任の先生に「文系に進みたいならD高校も良いと思うよ」と提案していただきました。

D高校は知ってはいたものの、良い印象を抱いていませんでした。

理由は、友人から情報でマイナスのイメージを抱いていたから。

情報も受験の知識もなかったわたしは、聞いたことを鵜呑みにしてしまうところがありました。

1番の失敗は、そのマイナスイメージをわたしが希生に伝えてしまったこと。

自分の中にしまっておいたら良かった。

 

先生の提案をきっかけに、私学フェアでD高校の先生とお話してパンフレットを熟読すると、友人が言っていたマイナス面は希生にとってはプラスであるということが分かりました。 

自分の耳で直接聞いて、目で確かめることが大切と実感しました。

D高校への気持ちが高まりだしても、確約基準にはあともう一歩でした。

模試が返ってくるたびにガックリしていた希生。

それでもめげずに頑張って、11月の模試で基準を超える偏差値を取ることが出来ました。

個別相談へ行き成績表を見せながら「中2でこれだけ休んでしまったのですが…」と言うと

「大丈夫ですよ。中2の欠席は関係しませんし、もし関係するとしても理由があれば考慮しますので」とおっしゃってくれました。
涙が出ました…あぁ、人間的。・゚・(*ノД`*)・゚・。 

 

当日は雪の降る中、受験へ向かいました。

英語教育に力を入れているその高校は、英語のリスニングは一度しか流れなかったようで「聞いてないよ~💦焦ったぁ」と言っていました。

数日後にインターネットで確認すると、合格していました。ホッとしました。

ボーっとする時間もなく、すぐに延納手続きをしました。

2校の受験料にD高校の延納金(公立の合否発表まで待っていただくためのお金)、簡易書留代、写真代などもろもろで約8万円でした。

 

受験模様色々

希生の周囲も合格についての話があちこちで聞こえていました。

併願受験では、確約ありで合格できた子。

確約をもらっていたけれど、志望していたクラスではなく、1つ下のクラスに合格した子(スライド合格というらしいです。希生の受験校にはありませんでした)。

確約がもらえずに受験したクラスメイトの中には残念な結果の子がいて、その子は何校か受験すると聞いたけれど他の高校が大丈夫だったのかどうかは分からないとのこと。 

中1からの成績で1つでも1がついていると、確約がもらえない高校が多いです。
決められた日までに提出物を出して、授業態度が悪くなければ1がつくことはないみたいです。気をつけて下さい。

そして本当に数人ですが、私立の併願校を受けずに公立1本と決めた子もいるそうです。
その家庭、その子それぞれです。

 

私立高校の特色・選び方

公立も各校特色はありますが、私立の特色の幅はとても広い。
創業者の思いが大きく反映されています。 

どんな高校に通いたいのかを知るって、中学生には難しいかもしれません。

パンフレットを集めて比べるだけでも特色がつかめます。

そして気になった高校に足を運んでみて下さい。 

収集した情報を元に、わたしは希生と表を作りました。

高校ごとに

  • 生徒数
  • 登校時間
  • 通学にかかる時間
  • 朝家を出る時間
  • 授業分数
  • 授業時間
  • 土曜日授業
  • カリキュラムの合計時間
  • 入学料、授業料、電車やバスの定期代
  • そして行きたいと考えているランクの大学への進学率

一覧にしたら差が分かりやすくて、良く眺めていました。

志望校が絞れてきたら個別相談などで、その学校の先生と話してみることもお勧めします。
希生は「個別相談が1番参考になった」と言っています。

面倒くさいなと思うかもしれませんが、その学校のことを深く知ることが出来たり、大切にしている教育方針を知ることが出来ます。
そして同時に面接の練習になりました。

最初はボソボソ気味だった希生ですが、公立含め7校以上の先生とお話ししていくうちに慣れていきました。

質問したいことは、予め二人で相談してリストにしました。

質問したいことが決まっていれば、自分から先生に質問することが出来ます。

「質問しなさい」と言っても質問したいことが思い浮かばなければ、黙って終わりになってしまいます。
わたしだけが張りきって質問しては、希生が出る機会をなくしてしまいます。

個別相談をするための準備をして臨むたびに、会話能力がグングン上がっていくのが見えて驚きました。

12月にあった中学校での校長面接(面接練習)では「希生くん、このまま就職試験に行ってほしいよ」とお褒めの言葉を頂いたそうです。
なのに受験した高校は面接なしというオチつき!笑

  

当日の受験対策は1にも2にも過去問です。

高校によって傾向が分かれますので、一通りやっておくだけで時間配分・力を入れた方が良い分野が分かるようです。

 

書くとあっという間なのですが、彷徨っている時間・模試で基準に達するまでの時間・受験当日の一日・結果を待つ時間…どれも長くて重かったです。

そして、私立高校受験終了から公立受験までの時間もすごく長かった。

『公立高校受験まとめ』に続きます。

お読みいただき、ありがとうございました。 

 

 

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