幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上 自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれ

たよらこそだて

保育・教育

自然保育に携わることになりました!新しい保育と自分へ…

保育を大きく分けると一斉保育と自由保育があります。

一斉保育は設定保育とも呼ばれ、大人(保育士)が子どもに育ってほしい願いから設定した目標や課題に沿って、子ども一人一人に援助を行います。

自由保育は、子ども自らやりたいこと(遊び)を見つけて生活します。

大人(保育士)はそれを見つけられる環境の一部になり、見守ります。

4月から働く予定の園は、自由保育という言葉は使っていませんが、かなり近いと思います。

一斉保育と自由保育

働いている幼保一体型園をA園、4月から働く予定の園をB園とします。

A園も一斉保育の時間は、今まで勤務してきた園に比べると多くありません。

子どもの主体性を大切にし、廃材を大量に集めて子どもが造形遊びを伸び伸びとできる環境を用意しています。

玩具も豊富です。ブロックやままごと、今の時期ならコマの種類もたくさんあって、発達に合ったコマ遊びができます。

B園には玩具がほとんどありません。

自然の中に落ちている木の枝、石、葉を見立てて遊びに取り入れます。

野菜を育てるためにスコップで土を耕したり、穴を掘ったりが遊びです。

長い棒を振り回すことも、自分と相手との距離を知るための勉強。

ケガがないよう、棒の先を見ることを伝えますが、棒を振り回すことを制限しません。

与えられた玩具を使ってどう遊ぶかを創造するのがA園。

玩具自体を自分で発見、創造するのがB園です。

 

なんか、B園のほうが伸び伸びとしていて、成長できそうな…

でも、自由に遊んでいるだけで小学校に行ったとき、困るんじゃない?

周囲に話すとかなりの確率でそんな声を聞きます。

そうですよね。一年前のわたしも同じことを心配したと思います。

早期教育は効果があるが続かない

日本では早期教育の波は今も続き、どれを選択して子どもに与えたら良いのかを親は迷います。

可能性はいくらでも広げてあげたい。小学校に行ったときに困らないために。

残念ながら、一時的にIQは伸びても効果は長く続かないそうです。

機械のできないことを求められる時代になりつつあります。IQをいくら上げても、コンピューターには勝てません。

人間がコンピューターに勝てるものは?

コミュニケーション力、創造力です。

コミュニケーション力や創造力を伸ばすために必要なのは?

体を使ってたくさん遊ぶこと。

自分の興味あることに集中して掘り下げる経験をすること。

社会に適合して賢く生きるために知識を詰め込んだり、良い悪いを教え込むのではなく、日々の生活を丁寧に過ごします。

日本で理想の保育をするための現実

通常園でそれ出来ないの?

本当ですよね。できたらいいのに…。

行おうとすると無理があります。

だって日本が定めた保育士配置基準は、3歳児で20人にひとり、4~5歳児で30人にひとり。

補助がいたとしても発達のゆっくりな子に寄り添うだけで、一人一人にまで援助は行き届きません。

命を見守るだけで精一杯です。

だったらみんなで同じように動き、同じ製作をした方が安全で効率的なのです。

世界で教育水準のトップと言われるフィンランドでは3歳以上でも、7から8人の子どもに対してひとりの保育士が配置されるそうです。

いいなぁ、そんな環境で働きたい。

 

そして見つけた自然保育の園。

働くというよりほぼボランティアです。

日本でそんな教育や保育をしたいと思っても、なかなか収入には結びつきません。

わたしの周りに同じような理念を持って保育に携わっている人が何人かいますが、みんな同じことを言っています。

志は高いけど、収入は低い!

笑ってみんな言いますけれど、おかしくないですか?

 

しくみを変えたいけれど、その前にわたしたちの意識を変えることが必要だと思っています。

いい保育だよね!と思っても、わが子は通常園に入れる人が多分8割以上。

その理由は、日本の学校教育がまだ一斉教育をしているから。

色んな子がいていい、の教育や学校になっていない。

知り合いにお子さんが不登校になって小学校に行けないというかたがいます。

少しずつでも行けたら…と好きな美術と体育の時間だけ出席させてもいいですか?と学校に聞いたところ「そんなお遊びの時間だけ来るのは…」とNGにされたそうです。

フツフツと怒りがこみ上げました。

好きな授業から少しずつの何がダメなのかの理由は分からないし、美術と体育を侮辱する意味も分からない。

日本の教育ってこんなに古いんですよ。

不登校の子はダメな子だ、困った子だ、親がちゃんとしていない子だという意味不明のレッテルがそこら辺じゅうに転がっているんです。

子どもは自分に正直なだけで、学校が古いだけなのです。

教室の椅子に座らないと勉強できないシステムを、みんなでそろそろ考え直しませんか。

地域での活動も開始します

地域で不登校の子の居場所作りをするとともに、教育の問題点を投げかけられるような団体つくりをしたいと思っています。

大きなこと言っちゃってますけれど、まだ何の形にもなっていないです。

同じ思いを持った仲間と少しずつ繋がっています。

どんな保育、教育にしたいのかをみんなで話している時間は楽しい。

小さな輪が少しずつ大きくなることを楽しもうと思っています。

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