たよらこそだて

幼稚園教諭と保育士経験をそれぞれ10年以上。自閉症児やダウン症児の加配、息子の子育てから学んだあれこれを書きます。

この夏のセルフアウェアネス

セルフアウェアネスとは

セルフアウェアネスを一言で表すと自己認知。自分自身への気づきや見立てのことだそうです。

変わりたいと思うとき、改善点を探しますよね。わたしの得意な自分のダメなところ探し。

改善点ではなく「研究テーマを見つける」と聡子先生はおっしゃっていました。言葉が変わると視点が変わりませんか。

 

ここ一ヶ月、記事のリライトに力を入れていました。

独自ドメインを取得したので、内部リンクの貼り替え、見出し、目次つけとやりたいことがいっぱい。見直していく作業は、過去の自分との向き合いでした。

記事を書いたときと今の自分の考えが微妙に違うものもあり、変化が感じられて面白かったです。

この夏見つけた、自分自身への気づきについて書いてみたいと思います。


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必ず理由があった

「なんだか分からないけれどざわざわする」

「なんだか分からないけれど涙が出る」

「分からない」とごまかして、自分の感情を見ないようにしていました。

考えると苦しくなるから、理由が分からなくてもいいやと思っていた。

でも、必ず理由はあった。

自分の奥に眠っているものを探りにいったら蓋を見つけ「それが原因だったのかぁ…」と分かると苦しさはすーっと消えていきました。

体の具合が悪いときに、痛みの原因が分かるとホッとするときがありませんか?

頭が割れそうに痛い日が続きCT検査を受けたことがあります。「脳コリですね。疲れやストレスがたまっているのよ」とお医者さんから言われて、大きな病気ではないと分かり「やっぱりそうか」と納得したとたんに頭痛が消えたことがあります。

 

好きだった歌が嫌いになった

槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」という歌の歌詞が好きでした。

著作権上載せられませんが「自分が欲しかったものを他に欲しかった人の視線に気づいて譲る。譲り続けた自分が手に入れたものは、みんなの笑顔だった」というような歌詞です。そんな人間になりたいと思っていました。

そうではない部分を見つけると「わたしってやっぱりダメだ」と思っていました。

ある日曲を流しながら車を運転していて、ふと…

「わたしだって欲しいものを欲しいと言いたかった」

ダムの決壊みたいに涙が流れました。

 

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」

「お姉ちゃんらしくしなさい」と言われ、自分の欲しいものを譲ることで認められた記憶が蘇りました。

思いに蓋をされ、表面的にそうであるべき価値観をつくりあげていたのだと気づきました。

 

苦手な人と会うことが苦痛ではなくなってきた

母を含めて、出来れば会いたくない人がいる。

自分のことを一方的に話す人。

こちらの間合いや気持ちを考えずに土足でふみ込んでくる人。

批判的なことや人の悪口ばかりを言う人が苦手です。

一緒にいると疲れてしまう。

 

そんなとき「相手の話を意図的に聞く」と学びました。

今日は〇〇さんの話を聞こう、と自分の中に意図をもつ。相手の話を聞きながら、自分の感情もキャッチする。

自分の感情から「もう疲れた」という信号が送られてきたら無理をせずに、席を立ったり帰宅したりする。距離をおく。

自分の状態が今どうかに意識を向けずに、相手に寄り添うことに集中していたから疲れていたのだ。

 

「すべき」からの解放

過去記事の中で「〇〇すべき」に囚われていた自分の思考と何度も出会いました。

以前なら、それを読んで自分を責めたと思います。

出てきた感情は「苦しかったんだね」でした。

「いい感情も悪い感情もない」と知ってからラクになりました。

どんな考えだっていいんですよね。

「あなたはそういう考えをもっているんだね」

あるものをあると捉えて受け入れる。

お互いに、どんな感情も受け入れてもらえたら、安心安全な場所になって新しいものが生まれるかもしれない。

 

十年前に出会っていた

学び始めたNVCに、すでに十年前に出会っていました。記事をリライトして初めて気づきました。

自閉症児Fくんの加配保育をしていたときに、養護学校のT先生に出会いました。

T先生がまずしてくれたことが、Fくんとわたしに対する完全な受容でした。

保育のダメな点には一切触れず、すべてを受け止めてくれました。

記事を読みながら当時のT先生を思い出し、改めて感謝の思いでいっぱいになりました。

同時に、子育てに行き詰っている保護者に対してわたしが出来ることを確認することが出来ました。

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ワクワクする気持ちを大切にする

興味をもったことはすぐに行動するタイプです。

その興味がすぐに飛び散らかるの。

ひとつのことに没頭できない…。だからどれもほどほどのそこそこで終わってしまう。

いつか何かを達成したい。わたしには何があるんだろうって思っていたのです。

聡子先生に相談したら、目から鱗でした。

「いいのよ、たよらこちゃんはそれでいいの。新しいことに挑戦しているとき、楽しくてイキイキしているんでしょ?だったら色んなことに挑戦したらいい。続けないとダメだって思っているんでしょ?」

そう…

「石の上にも三年」「習い事を始めたら最低3年、出来れば5年は続けなさい」と言われて育ちました。習った書道もエレクトーンも最後は嫌々だった。

何のために続けているのか分からなくなってしまった。 

今、お箏とヨガを習っています。趣味は数えきれないくらいたくさんある。

自分のやりたいことをやりたいように楽しむ。

「また新しいことに手を出して、どれもそこそこなくせに」と自分を卑下してセーブしない。

ワクワクする気持ちを大切にしようと思いました。

 

自分がどうしたいかに耳を傾ける

どうしたら喜んでもらえるか。

相手はどんな答えが欲しいのか。

常に軸は他人でした。

だから自分の考えだけで動いている人を見るとイライラした。

 

わたしは本当は何がしたい?

どんな感情をもっている?

耳を傾けます。

傾けることを意識しないと答えを探してしまう。

あぁ、これが欲しかったんだ…と気づく。

 

自分軸はわたしの特性では無理なのではないかと思っていました。

まだ細くて頼りないかもしれないけれど、芽生えた自分軸。

おきあがりこぼしのように揺れることはあるけれど、存在しはじめたことが嬉しい。

 

これが、この夏みつけた自分への気づき、セルフアウェアネスでした。

セルフアウェアネスって口が回らず、なかなか覚えられないから連呼したいだけ!笑

最後までおつき合いいただき、どうもありがとうございました。

 

 

☆家庭も含めて集団としての気づきをシステムアウェアネスと呼ぶそうです☆

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